今回は、自宅の作業環境を整えるために調達した「アーロンチェア・リマスタード(Aサイズ)」について、購入時に悩んだ別のイスとアーロンチェアを比較したときの決め手、使用感を解説します。
まだ使用開始から3日ほどですが、普段リモートワークでお仕事をさせてもらっていることもあり、しっかりした環境を整えることの重要性を認識した一脚ですので、これからアーロンチェアを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
本記事は実際に座り比べての比較ではなく、ネットの商品情報やレビューだけで判断した内容になっています。
また、ガッツリ1年間使用してみて感じたことを「1年間の在宅勤務(自宅作業)でわかったアーロンチェアの良いところと悪いところ」にまとめましたので、よかったら合わせてご参考ください。
目次
1. 今回購入したモデル
まず、今回購入したモデルのご紹介です。
- メーカー: ハーマンミラー
- 商品名: アーロンチェア リマスタード
- 補足: Aサイズ ポスチャーフィット グラファイト
- 筆者の体型: 身長157cm、体重50kg、股下68cm
元々はずっと座椅子にコタツで作業をしていて最近まで特に何も感じていなかったのですが、日に日に足の付け根が夕方くらいに痛くなりだしたので「やっぱりコタツスタイルは長時間作業に向かないかな?」と思い始めたのがきっかけです。
フリーランスの大先輩からも「イスだけは良いの買っといた方がいいよ」と忠告していただいてたので、「さーとりあえず10万以上の良いやつ探すかー」と息巻いて調査を始めました。
2. 検討したイス
10万以上と考えてはいたものの、できれば20万以下で買いたいなぁと思って調べ始め最終的に以下の3つで検討することにしました。
条件として考えていたのは以下の3つです。
- 長時間座る前提で作られている
長時間のデスクワーク用に買うので、この条件は外せません。 - 座面はメッシュ地
夏場蒸れるのがイヤなので。 - 足が短い人向けの対策がある
小さいサイズがある、座面が低く下げられる、座面の位置を変えられるなど
2.1. オカムラ バロン
最初に検討したのが「オカムラ バロン」ですね。
アーロンチェアと比較して、以下が良いポイントだと思いました。
- 色が選べる
フレームと座面・背もたれのカラーがいくつかのパターンから選べる - ヘッドレスト付きがある
純正オプションでヘッドレストを付けられる - 安い
次のアーロンチェアリマスタードライトと同じくらいで安い
2.2. アーロンチェア リマスタード ライト
次に検討したのが、アーロンチェアの廉価版モデル「アーロンチェア リマスタードライト」です。
通常版モデルと比較して、以下が良いポイントだと思いました。
- 肘置きが無しモデルがある
このモデルは肘置きありと無しのモデルがあり、当初「肘置き使うことある?」って思っていたので、(無しでもいいし)固定でも問題ないかなーと思っていました。。。 - やはり老舗ブランド
廉価版とはいえなんといってもアーロンチェアであること(そこまで重要じゃないかも) - 4つの中で一番安い
今回比較した他のイスが15万以上の中、なんとか15万以下で買える
2.3. オカムラ コンテッサ セコンダ
最後まで検討したのが、「オカムラ コンテッサ セコンダ」です。
アーロンチェアと比較して、良いところも多く最後まで悩みました。
- 色が選べる
バロン同様フレームと座面・背もたれのカラーがいくつかのパターンから選べる - ヘッドレスト付きがある
こちらもバロン同様純正オプションでヘッドレストを付けてもそこまで高くない - 座面が前後に可動する
足が短いことに起因するのですが、床にしっかり足を着けられるよう座面を後ろにできるのが大きなポイントでした(アーロンチェアは座面が前傾にできますが) - デザインが好き
アーロンチェアもカッコいいと思っていたんですが、個人的にはこちらの方が好きなデザインです
オカムラさんは日本製ということで、「日本人の体型に合わせて作られているのはやはり日本メーカーなのかなぁ?」というところでコンテッサセコンダは本当に最後まで悩んでました。
最終的に注文にならなかった要因としては、自分が購入しようとしたタイミングでたまたま在庫がなく、一度電話で確認したときは「好きな色味じゃないものが早くて5/8」それ以外は5/18日以降となってしまっていたので、「あーこれはアーロンチェア買っとけ」ということかなとアーロンチェアを選ぶことになりましたw
(他の作業部屋の準備の都合もあって割と急ぎでイスを選んでしまったので、じっくり現物に座って選んでいたら結果は変わっていたかもしれません)
3. アーロンチェアの使用感
最終的に納期で決まったという表現になってしまっていたのですが、アーロンチェアにしようと思った購入の決め手について解説します。
- 最低座面高
今回の検討でけっこう重要な最低座面高がアーロンチェアAサイズがこの中では一番低かった(アーロンチェア40cm、コンテッサ42cm)ので、さらに前傾になる組み合わせも含めると足の短い自分には一番合っているんじゃないかなという部分もきちんと考えていました。 - 前傾機能
基本的にPCに向かって作業することがほとんどなので、リクライニングによる快適性はそこまで重視していませんでした。他の方のレビューもいろいろ見ていると、作業用兼リラックスとしてはコンテッサに軍配が上がっている印象でしたが、今回は作業メインで考えていたので快適性はそこまで重要視せずに選んでいます。
まだ使い始めて3日しか経っていないので長時間使わないと見えてこない部分もあるかもしれませんが、自分の使いやすい角度やリクライニングの硬さに調整できているので非常に快適です。
ガッツリ1年間使用してみて感じたことは「1年間の在宅勤務(自宅作業)でわかったアーロンチェアの良いところと悪いところ」にまとめていますので、ご参考ください。
実際使ってみて気づいたすごく良い点
- 肘置き重要
「肘置き使うことある?」とか言っていた自分はイスのことを何も理解していなかったようです。。。
肘置きに肘置きながらマウスを使うのが非常にラクですね、作業用イスには確実に肘置きを付けようと改心しました。 - 前傾機能重要
特に足が短いからかもしれませんが、画面が前傾になり背もたれが追従するこの機能はめちゃくちゃ重要でした。おかげでリクライニングしながら作業することも、前傾で集中して作業することも両方できてより快適に集中しやすい環境が作れたと思います。
足が短いのでフットレストは別途用意しようかなと考えていますが、ひとまずは座布団をフットレスト代わりに使ってしのいでいます。
20万円程度と少し高く感じるかもしれませんが、良くない着座状態を続けてヘルニアなどにかかる方がかえって治療費がかかってしまうので、早めの対策と考えると安い買い物かもしれません。(ヘルニアの治療費は25万以上かかることもあるようです。。。)
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アーロンチェアの庄文堂ネクスト以上、自宅の作業環境を整えるために調達した「アーロンチェア・リマスタード(Aサイズ)」について、購入時に悩んだ別のイスとアーロンチェアを比較したときの決め手、使用感の解説でした。
みなさんの作業環境改善に少しでも貢献できたら幸いです。