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今回は、EarFunさんからご提供いただきました「Free Mini」を使ってみて、気に入ったところと気になるところを正直に解説し、どういう人に向いているかを紹介できればと思います。
結論としては、「触れ込み通り低音もしっかり出て迫力のある音を安く楽しめるイヤホン」という印象で、ロックやEDMを楽しみたい方に特におすすめです。
お気に入りポイントをまとめると↓のようになっています。
- 価格に対して音質が良い
- しっかりとしたつけ心地
- モノラルモードあり
- IPX6の防水性能
- クリーニング棒が付いている
EarFun Free Miniが気になっている方や買おうか迷っている方のお役に立てれば幸いです。
YouTubeにも解説動画を上げていますので、よかったらこちらも合わせてご参考ください。
目次
Free Miniのお気に入りポイント
早速ですが、Free Miniの自分が使ってみてお気に入りなところを解説します。
- 価格に対して音質が良い
- しっかりとしたつけ心地
- モノラルモードあり
- クリーニング棒が付いている
順番に解説していきます。
価格に対して音質が良い
「デュアル6mm径のチタンコート振動板を搭載」で低音強めということで、圧倒的なドンシャリ傾向か?と思いきや実際に聴いてみると確かに低音はしっかり出るものの他の音域についても違和感の無い音の調整になっていました。
低音だけが前に出てくることもなく、ハイハットやシンバルの高音が刺さりまくるというわけでもなく、バランスの良さを保ちつつ低音の迫力を重視している印象ですね。
体感的には音場は狭めに感じたものの1つ1つの音がハッキリと聞こえる印象で、イヤーピースを他社製に変えたりするとかなり違う音色になるのも面白いです。
音質の傾向としては、EDMなどの打ち込み系やロック系を聴くのが相性良さそうです。
フィット感の高いイヤーピース(自分に合っているもの)で音楽を聴くと本当に「コスパの良い音をしている」と感じました。
しっかりとしたつけ心地
「人間工学に基づいた優れた装着感&フィット感」ということで、実際に付けてみるととても自然に耳にフィットします。
耳の中にしっかり固定されるので、首を振ったり飛んだりはねたりしても全くイヤホンが微動だにしません。
手元のスケールでイヤホン本体片側を測ってみたところ約4.0g(イヤーピース込)だったので、長時間付けていても苦にならない重さです。
モノラルモードあり
最近片耳で使用できるイヤホンは当たり前になりつつありますが、「片耳で使用できること」と「片耳で両方の音が鳴る」というのは別になります。
Free Miniは「片耳で両方の音が鳴る」仕様になっているので、片耳を耳に付けて片方をケースに入れている状態で音楽を再生すると両方の音が耳に付けている側に集約されて音が鳴ります。
この仕様になっているイヤホンはまだまだ主流ではないので、大きなメリットですね。
運転中で音楽を聴きながら通話の待機をしたい人、オフィスで人に話しかけられることがありつつも音楽を楽しみたい人は、常に交互に片耳で使用することで半永久的に音楽を楽しむことができます。
クリーニング棒が付いている
Free Miniにはクリーニングキットとして、先端がとても細くなったクリーニング用の綿棒が付いてきます。
3万円以上する高額なイヤホンでもクリーニングキットが付いているものはあまり多くなく、珍しい付属品ですね。
耳の中は皮脂や耳垢などが出るためどうしてもイヤホンは不衛生になりがちです。
完全ワイヤレスイヤホンのほとんどは、充電端子が耳側にくる設計になっていて充電端子にも汚れが付着しやすいため、汚れが原因で充電できていないなんてことにならないように、定期的にクリーニングキットできれいにしてあげると安心してイヤホンを使用することができます。
Free Miniギャラリー
Free Miniの写真をいくつか撮ってみたので雰囲気が伝われば嬉しいです。
Free Miniのその他の特徴
次に、Free Miniのお気に入りポイントで紹介しきれなかった特徴を紹介します。
- IPX6の防水性能
- 音声コーデックはAAC
- アプリがなくてもほとんどの操作ができる
順番に解説していきます。
IPX6の防水性能
IPX6の防水性能ということで、「暴噴流に対して保護。」される仕様になっています。
水に浸けるのは良くないけど大雨で使っても問題ないレベルというところでしょうか。
個人的にイヤホンを雨に濡らすことがほとんどないので、防水規格についてはあまり恩恵を受けないのですがスポーツで汗をいっぱいかく人や大雨でもあまり傘を差さない人には十分な防水性能になっています。
音声コーデックはAAC
最近高音質のイヤホンといえば、音声コーデックとしてLDACやaptX adaptiveなどに対応していることが増えてきました。
ただ、LDACやaptX adaptiveはiPhoneなどのApple製品には対応しておらず、高音質で聴ける環境がかなり限られているのがデメリットとしてあります。
Free Miniの音声コーデックはAACまでの対応となっていますが、AACまでの対応で音質が良いということは再生するデバイスを選ばず高音質で楽しむことができることになります。
余談ですが「高額なイヤホン買ったけど言われているほど音が良くない」となる人は、意外とiPhoneで再生していたりする人が多いかもしれませんね。。。
アプリがなくてもほとんどの操作ができる
Free Miniは音楽の再生操作、音量操作、音声アシスタントの呼び出しとほとんどの操作がイヤホンで行えます。
アプリでタッチ操作のカスタマイズをするということはできませんが、イヤホンだけで完結できるのは大きなメリットですね。
以下がタッチ操作の操作内容になりますので、ご参考ください。
- 音量コントロール
- 左1回タッチ: 音量下げる
- 右1回タッチ: 音量上げる
- 再生コントロール
- 左2回タッチ: 再生一時停止
- 右2回タッチ: 再生一時停止
- 左3回タッチ: 曲戻し
- 右3回タッチ: 曲送り
- 通話コントロール
- 左2回タッチ: 電話を受ける/切る
- 右2回タッチ: 電話を受ける/切る
- 左2秒長押し: 着信拒否
- 右2秒長押し: 着信拒否
- 左3回タッチ: 2つの通話切り替え
- 右3回タッチ: 2つの通話切り替え
- その他
- 左2秒長押し: 音声アシスタント起動
- 右2秒長押し: 音声アシスタント起動
Free Miniの気になるところ
今度は、自分が使ってみてFree Miniのちょっと気になったところを紹介します。
- 純正イヤーピースのフィット感
- 音声遅延は大きめ
順番に解説します。
純正イヤーピースのフィット感
こちらは完全に個人的な問題ではありますが、人によっては起こりうるかと思いますので紹介します。
純正イヤーピースがサラサラとした手触りになっていることもあり、耳の密閉される感じが弱く音が抜けてしまっているように感じました。
このサラサラとした感触は好きではあるものの、Free Miniを最初に聴いたときに「思っていたより低音強くないな」という印象だったのですが、他社製のイヤーピースに替えてみたところ音質が爆上がりしました。
もしFree Miniの音質が「そんなに良くないかも」と感じる方は、自分と同じようにイヤーピースが合っていない可能性がありますので、ぜひ他社製のイヤーピースも検討してみてください。
自分に合っているイヤーピースで聴くと本当にコスパの良い音質をしていますので!
音声遅延は大きめ
完全ワイヤレスイヤホンにとって音声遅延はよくある問題ですが、Free Miniは音声遅延が少し大きめな印象です。
YouTubeなどで動画を見ているときの口元がハッキリとズレているのを感じます。
気になったので、以下のサイトを使って遅延を測ってみたところ、自分の測定としてこのような結果になりました。
- サウンドハウス 【音ズレ確認】遅延計測ツール 1分 Bluetoothヘッドホン・イヤホン キャプチャーボード モニターの音ズレ確認に使えます
- 約15フレーム
- EmptyRobo Bluetooth ワイヤレスイヤホン/ヘッドホン 遅延テスト 60FPS
- 約200ms
どういう人におすすめか
最後に、Free Miniがどういう人におすすめかですが、ズバリ「安くて軽いつけ心地で良い音のイヤホンを探している人」という印象です。
- 人間工学に基づいた優れた装着感&フィット感
- イヤホン片側約4.0g
- デュアル6mm径のチタンコート振動板を搭載
人間工学に基づいたつけ心地の良さとイヤホン本体の軽さ、チタンコート振動板を使っていて低音も迫力のある音質へのこだわりと価格を抑えつつも、実際に使うときの使い心地を重視したイヤホンになっています。
コスパの良いイヤホンをお探しの方におすすめです。
以上、EarFunさんからご提供いただきました「Free Mini」を使ってみて、良いと思ったところと気になるところ、どういう人に向いているかの解説でした。
「触れ込み通り低音もしっかり出て迫力のある音を安く楽しめるイヤホン」という印象で、ロックやEDMを楽しみたい方に特におすすめです。
EarFunさんはAir Pro 2のときもそうでしたが、本当にコスパの良いイヤホンを開発されているメーカーなので、Free Miniが気になっている方や買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。