今回は、最近使い始めたガジェット「Oura Ring」でどういうデータが計測できるかをアプリのスクショを交えながら簡単に紹介します。
Oura Ringの購入方法についての解説は「Oura Ringの購入方法を解説(サイジングキットを含む)」をご参考ください。
Oura Ringは、日々の活動量を計測できるだけでなく、実験室でセンサーを付けて睡眠の質を測定したときに近い精度(96%)で睡眠の質が測ることができるフィンランド発の指輪型ガジェットです。
また、Oura Ringで新型コロナ感染の初期症状かどうかを検知できるようになるということで最近特に注目されています。
スマートリングの「OURA」、新型コロナ感染の初期症状かどうか検知できるようになる(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース
健康のために睡眠の質や一日の活動量を計測していきたい方やOura Ringを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
Oura Ringの専用アプリ(iPhone、Android両方あります)をインストールして、Oura Ringを充電台で充電するとスマホとペアリングできるようになります。
ペアリング後、Oura Ringで計測したデータがアプリで同期できるようになり、随時確認できるようになっていきます。
アプリで確認できるデータはざっと目次に記載のものになります。順番に解説していきます。
目次
今日の総括
アプリを立ち上げたときに表示される画面では「今日の総括」が表示されます。
内容としては、(自分なりの意訳ですが)以下のようになります。
- 何かしらのトピック(この画面ではWeekly reportが表示されます)
- READINESS(どれくらい体が元気かのスコア)
- SLEEP(睡眠のスコア)
- 活動量(目標値までの進捗)
- アクティビティ
- 何かしらメッセージがあれば
「何かしらメッセージがあれば」のところは、寝るのが遅いよと遠回りに教えてくれていますね。(早く改善しろよと)
ちなみに、この日は理想的な就寝時間が0時15分~1時15分と表示されていますが、この時間帯に寝ると翌日に「Great timing!」と褒めてくれます。
体の状態
画面下のメニューバーのReadinessをタップすると体の状態がわかる画面になります。
上から順に以下のような数値が確認できて、自分の体の状態がなんとなくわかります。
- 日毎のスコア
- 安静時心拍数
- 心拍変動(ストレスとの関係性など研究されている指標です)
- 平常体温からの差(平熱が見たい。。。)
- 呼吸数
- その日の体の状態のスコア
- 各スコアがどういう状態か
- 心拍数の推移
- 心拍変動の推移
このBODY TEMPERATUREが特定の動きを示したら「新型コロナに感染している可能性がある」などになるんでしょうか(憶測ですが)、新しい情報を追いかけていきたいと思います。
睡眠の状態
メニューバーのSleepマークをタップすると、Oura Ringの真骨頂である「睡眠の状態」の画面になります。
睡眠の種類(レム睡眠、ノンレム睡眠など)がどういう風に取れているかが視覚的にわかりやすく表現されるので、見てるだけでおもしろいです。
- 日毎の睡眠の種類別の時間のグラフ
- その日の睡眠の状態(睡眠時間、ベッドに居た時間、睡眠効率、心拍数)
- 睡眠のスコア
- 睡眠の種類がどう推移したか
- その日の睡眠の種類別のグラフと時間
- 睡眠中の心拍数の推移
睡眠のスコアの部分を見ると睡眠の質が本当に良くないのがわかりますねw
自分の傾向としては、DEEP SLEEP(ノンレム睡眠)が比較的1時間以上取れているためか、睡眠効率は良く評価されることが多いです。
瞑想の状態
Home画面の+ボタンを押すと「Take a moment」のメニューが出てくるので、こちらをタップすると
- Presence (瞑想向け)
- Rest (仕事の合間に休憩を取るとき向け)
- Body status (集中して体の状態を確認するとき向け)
とモードを選択する画面が表示されます。
自分は概ねPresenceで瞑想を行うようにしています。
PresenceとRestは英語ですがガイドありのモードが付いていて、そのガイドに沿って瞑想を行うことができます。(自分は英語が未熟なのでシンプルにガイドなしですね)
実際に計測すると以下のように心拍数と心拍変動が記録されます。
こちらは日々データを計測していって時間をかけて自身の傾向を見ていくタイプのようで、今のところ計測後にOura Ringから「今回は効率よく瞑想できています」みたいなメッセージは無いですね。(ガイドなしだからか・・・?)
活動量
メニューバーのActivityをタップすると活動量の情報が表示されます。
- 日毎の活動量の推移
- 目標値までの進捗
- 消費カロリー
- 歩いたおおよその距離
- おおよその歩数
- その日の活動量のスコア
- その日の活動量の推移
最後の活動量の推移はけっこうおもしろく、きちんと動いている時間のグラフが伸びていてかなりわかりやすいです。
在宅ワークなので意識的に体を動かすようにしないと本当に運動不足になるというのが、この活動量を見ていたらよくわかりますね。
ウィークリーレポート
2週間使っていると日曜日にWeekly reportが表示されるようになりました。
毎週の行動パターンと変化に応じて、今週何に気をつければいいかをアドバイスしてくれる機能ですね。
心拍数については、まずます良い傾向という結果ですね。
睡眠については、70を超えている日は良いけど他はそうでもない、85を超えると良質な睡眠ということですよ、とアドバイスされています。また、一般的な大人で7~9時間の睡眠を取ることを推奨されていますが、平均で6時間しか取れていないので、もっと早く寝ないとですね。。。
活動量は言わずもがな全然足りていませんね。。。
1週間に3回以上ゴール達成することが、良い活動量の目安だそうです。(理想は6~7回達成)
いかがだったでしょうか。
実際に自分のスコアを改めて見る、文を翻訳して確認するというのは普段なかなかできておらず、ざっと結果を見ているだけでした。
今回記事作成にあたって活動量のところをしっかり見たことでだいぶ凹みましたね。。。
凹みはするものの、改善するポイントがわかりやすく示されるので日々自分の体の状態をしっかり把握できるのでこれを見ながら日々改善に取り組みたいと思います。
以上、Oura Ringでどういうデータが計測できるかの紹介でした。
Oura Ringって話題になってるけど何がわかるの?という方や買おうか迷っているという方の参考になれば幸いです。