ITエンジニアの転職で2回失敗した原因と改善方法を紹介

ITエンジニアの転職で2回失敗した原因と改善方法を紹介

 今回はこれまでの転職で「あーマジかぁ。。。」という後悔や「え?これって普通じゃないの!?」と自分の中の普通がそうじゃなかったという驚きなど、ITエンジニアとして転職活動したときの失敗例とどう改善できたかの改善案をご紹介します。

 これから転職活動をされるITエンジニアの方の参考になれば幸いです。

目次

  1. 結論
  2. 1回目の失敗
  3. 2回目の失敗
  4. まとめ

1. 結論

 早速結論ですが、2回の失敗のどちらも根本的な原因は「確認不足」の一言に集約されますので、改善案としては「遠慮なく確認をいっぱいする」というシンプルなものになります。

 「そんなの当たり前でしょ」という方は内容としてはここまでになりますが、それぞれどういう確認が足りていなかったのかは具体的に経験談として記載していきますので、よかったら一読していただけると嬉しいです。

 もしこれからITエンジニアとして転職される場合は、「こういうこともあるんだな」と認識しておくだけで、ご自身の転職にも企業側にもプラスになると思います。


2. 1回目の失敗

2.1. 転職への考え方

 1回目の失敗をしたときの転職への考え方は、当時プライベートな時間を作って勉強や副業にあてたかったので「残業がとにかく少なく自分の自由時間を取れるところが良い」というものでした。

 その前の職場の残業がかなり多くリリース時に障害が発生して3徹したり、挙げ句経営者からパワハラを受けるようになって仕事がやりづらくなり退職することになりました。

 従業員数もかなり少ない会社だったため「体制が整っていないしそういうこともあるか」と割り切って、「次はとにかく自分の自由時間を取れるところにしよう」と決意し転職活動を行いました。

 年収も現状維持か少し下がっても投資や副業で稼ぐことを目標に転職を行いました。

2.2. 良かったところ

 その時の転職で良かったことは、本当に残業が少なく月の残業時間が平均30分くらいだったと記憶しています。

 おかげで今のベースになる勉強や土台作りができましたし、職場も人柄の良い方ばかりでオフのときのコミュニケーションも楽しく、立地も神がかっていました。

 けっこう条件や環境は良かったのですが、自分にとってどういうところで失敗と感じたか解説します。

2.3. 失敗だったところ

 入社してからわかった失敗を2つご紹介します。

  • 社内ルールがガチガチに決まっていた

 良い意味で捉えるとルールが決まっているので働きやすい環境ですが、ガチガチ過ぎて1分の遅延や休憩時間のオーバーもダメという感じでした。
 自分は「効率や成果が出ていたらある程度細かい時間管理は気にしない」というところで勤めていたことが多かったので、「IT系はどこもそういう感じなんだな」と勝手に思っていたのが本当に良くなかったです。
 (トイレ行く回数とか人によって違うんだからそこまで厳密にやる必要あるのかな、、、と「IT系でも今の御時世でそういうところもあるんだな」とそのとき初めて認識しました)

  • 開発環境を自由に構築できなかった

 「ルールが決まっている」の延長で、Webシステムの開発環境やIDE、エディタも社内指定のものしか使えず、またマウス・キーボードの持ち込みやキー配列を変更するソフトの導入もできませんでした。
 個人的にはこれがかなりキツく使いづらい環境で作業効率を落としながら作業しないといけないことに、罪悪感を感じながら仕事をすることになっていたのが辛かったです。

 普段の仕事の中で作業効率を高めるためにいろんなアプリを使ったり、研究系の分野のシステム開発では新しいライブラリやソフトを見つけてきてシステム的に実現可能かどうかというところに取り組むのが好きだった自分にはどうしても合わず、早々に退職させていただくことになりました。

 予め確認ができたものばかりだったので、本当に申し訳ないことをしたなと反省しています。

2.4. 改善できたところ

 上記2つはどちらも面接のときに確認して潰すことができた内容だと思います。それぞれ自分なりの確認方法をご紹介します。

  • 社内ルールがガチガチに決まっていた

 「御社の勤務時間の厳密さはどのようになっているでしょうか?」などの質問の回答で「ここはある程度幅がある会社かな」や「ここは厳密に管理するタイプの会社だな」という推測で、自分に合っているか確認できたと思います。

  • 開発環境を自由に構築できなかった

 それまで環境を自由に変更できない会社を経験していなかったため、本当に勉強になりました。
 事前に面接などで「エンジニアの開発環境についてお伺いします」から「エンジニア本人で自由にツールの選定などは可能でしょうか?」と質問するだけですね。
 この失敗は本当に大きかったので、次の転職時に必ず確認するようにしました。


3. 2回目の失敗

3.1. 転職への考え方

 2回目の失敗をしたときの転職への考え方は「作業環境を自由に構築できるところ」「家族との時間を取りやすいようにリモートワークができる」「年収を上げる」でした。

 1回目の失敗を活かし、自分のこだわっている作業環境関連はきちんと確認をしつつ、その前の転職から月収を上げて年収を上げることが大きな狙いで、それぞれ達成することができました。

3.2. 良かったところ

 やはり通勤時間が無くなったのはとてもありがたかったですね。リモートワークの会社であれば、昨今の新型コロナウィルス感染のリスクもかなり減らせますし、通勤電車でのストレスがゼロになるというのは作業効率に直結するので良い環境だと思います。

 また、業務終了後すぐに自分の時間に切り替わるので家事にも参加しやすいです。特に小さい子供が居る家庭にはオススメじゃないでしょうか。

 こちらもけっこう条件や環境は良いのですが、どういうところで失敗と感じたか解説します。

3.3. 失敗だったところ

 入社してからわかった失敗を2つご紹介します。

  • 技術力が低すぎた

 面談の際に「技術力が低い」と多少伺ってはいたものの「自社のプロダクトも持っている会社だから技術が少し古いのかな」くらいの感覚で思っていたのが完全に仇になります。
(※ 「特別に自分のスキルが高い」と偉そうなことを言いたいわけではないです。)
 が、「オブジェクト指向の言語でオブジェクト指向されていない」「MVCのフレームワークを使っているのにMVCで実装されていない」「1つのコントローラのアクションが分離されず1,000行以上ある」など経験ある開発者が見ると一発でヤバさがわかる状況で、「あぁ、、、これは失敗した。。。」と入社1日目で後悔が始まりました。

  • 技術を理解することへの姿勢

 その会社では、エンジニアリングに関わるメンバー以外の技術への姿勢が「わからない」と一点張りの印象を受けました。そのため、少しでも技術に関わるやり取りなどが発生すると技術の人間に連絡が来るので、開発作業に集中できない状況が続きます。
 それまでの職場では営業サイドでも自社の商品(技術)を売っていくうえで多少技術に理解がある人が多かったのですが、IT系の会社だからといってみんなが技術に明るいわけではないんだなと勉強になりました。

3.4. 改善できたところ

 この時も自分の中の常識に囚われていたのが原因で、面接のときに予め潰すことができた問題だと思います。

  • 技術力が低すぎた

 面接の際に「技術力が低い」と言われたときに、あまり踏み込んで聞くのも失礼かな?と遠慮をしてしまいましたが、そこはお互いの今後のためにも具体的にどういう状況なのかを確認するべきでした。
 状況をしっかり確認したうえで、自分自身が「社内教育も含めた領域で活躍したい」のか、「技術をしっかり追求したい」のかで判断するのが良いと思います。
 この時は入社してしまったので「社内教育も含めた領域で活躍したい」という方向に自分を切り替えて自分のパフォーマンスが発揮できるよう努めていました。

  • 技術を理解することへの姿勢

 こちらも自分が所属する部署以外の人たちの様子をしっかり確認するべきでした。
 社内のコミュニケーションはどういうタイミングと経路で発生するのか、例えば、「お客さん→営業→エンジニア」なのか「お客さん→エンジニア」なのかを確認するだけでも予め心構えができると思います。
 コミュニケーションも磨きたいという人は後者を採用する会社に転職する方が自分の幅が広がりますね。


4. まとめ

 以上がITエンジニアとしての転職失敗経験になります、いかがだったでしょうか。

 どちらの失敗も事前に潰すことができた問題だったため、今となっては確認不足があって本当に申し訳ない気持ちです。

 「あまり突っ込んで聞くと失礼かな?」や「これまで大丈夫だったから大丈夫だろう」という感覚で居たことが仇になってしまったケースばかりなので、失礼かもしれないと思ってもきちんと確認することが重要だと思います。

 結果的に確認しなかったことでお互いが納得できていない状況になるくらいだったら、「ズケズケと聞いてくる人だな」と思われてでも自分の意思に沿っているか確認をするべきで、そういうタイプを嫌がる会社はその時点で見送られると思うのでそういう意味でも両方嬉しい状況になると思いました。

 自分の理想の会社はもちろん自分で経営する以外に無いと考えているので、転職で失敗するのはお互いに確認が足りていなかったりなど両方に原因があると思っています。(どちらかが嘘をついて転職になることもあるかとは思いますが概ね。。。)

 そのため今後転職するときは、これまでの失敗経験を踏まえしっかりお互いにパフォーマンスが発揮できるような体制にできればと思っています。

 これから転職活動をされるITエンジニアの参考になれば嬉しいです。