今回は、到着を心待ちにしていたambieさんの「アクセサリー感覚で耳につけられるsound earcuffsシリーズ」の完全ワイヤレス版「AM-TW01」を使ってみたレビューをお届けします!
ambieさんは普通に耳の中に入れて使うイヤホンではなく、イヤーカフのように耳に引っ掛けて使うイヤホンを出しているメーカーで、昨今の在宅ワークやスポーツをしながら使うイヤホンを探している方にうってつけです。
お気に入りポイントをまとめると
- 耳をふさがないので会話がしやすい
- イヤホン本体が軽い
- 物理ボタン操作で誤動作が少ない
- つけ心地が良い
のような感じで、特にカナル型のイヤホンが苦手な方におすすめしたい逸品です。
この記事では、AM-TW01の特徴と良いと思ったところ、逆に気になったところを紹介して、どういう人に向いているかを解説しますのでよかったら参考にしてみてください。
(また、AM-TW01はイヤホンではなくイヤーカフだと思いますが、わかりやすくイヤホンとして記載します。)
YouTubeにも解説動画を上げていますので、よかったらこちらも合わせてご参考ください。
目次
AM-TW01の特徴
まず、AM-TW01の特徴について簡単に紹介します。
- 耳をふさがない
- イヤホン本体が軽い
順番に解説していきます。
耳をふさがない
AM-TW01は、冒頭で紹介したイヤーカフのように耳に引っ掛けて使うイヤホンということで、インナーイヤー型のイヤホンと比べても耳が開放されている状態になります。(自分の場合、つけたまま耳かきができます)
付け方は独特で、最初コツを覚えるまでは苦労するかもしれませんが、慣れてしまえば「さっ」と付けることができるようになります。両手を使う方が安定はしますね。
耳をふさがないのでインターホンもしっかり聞こえますし、会話もめちゃくちゃしやすいので、「ながら聴き」に最適です。
最近の完全ワイヤレスイヤホンの「外音取込機能」もイヤホンを耳に付けたまま会話できるのでかなり便利ですが、耳をふさいでいない状態と比較すると少し機械的な音になってしまうので、その辺りが気になる人には耳をふさがないというのは大きなメリットではないかと思います。
イヤホン本体が軽い
AM-TW01は、手元のスケール2つで重量を測ったところ平均が「片側約4.3g」と完全ワイヤレスイヤホンの中ではかなり軽い部類になります。
自分が普段よく使うイヤホンの重量は以下のようになっているので、AM-TW01と比較して参考にしてもらえたらと思います。
- SOUNDPEATS TrueAir2+: 約4.0g
- EARIN A-3: 約4.1g
- Jabra Elite 3: 約4.6g
- SONY WF-1000XM4 約7.0g
- Jabra Elite 85t: 約7.2g
ケースも約25.3gと軽くてコンパクトです。
日々の在宅ワークで、長時間イヤホンを使うにあたって「軽さ」や「つけ心地」は正義と感じているので、イヤホン本体が軽いのは魅力的です。
AM-TW01ギャラリー
AM-TW01の写真をいくつか撮ってみたので雰囲気が伝われば嬉しいです。
AM-TW01の良いところ
次に、AM-TW01の良いところを紹介します。
- 物理ボタン操作
- つけ心地が良い
- 自分の声がこもらない
順番に解説していきます。
物理ボタン操作
AM-TW01は、再生や一時停止などの操作は、イヤホンの後ろ側の物理ボタンで行う仕様になっています。
ボタンの押し方と各動作は以下のようになっています。
- 再生コントロール
- 左1回押し: 再生/一時停止
- 右1回押し: 再生/一時停止
- 左2回押し: 前の曲へ
- 右2回押し: 次の曲へ
- 音量コントロール
- 左長押し: 音量下げる
- 右長押し: 音量上げる
- 通話コントロール
- 左1回押し: 応答/切る
- 右1回押し: 応答/切る
右が送り/上げる、左が戻り/下げると分かれていてわかりやすいのが良いですね。
ちなみに、スマホアプリにも対応していて、Andoroid版のアプリでは左右の再生コントロールを変更できるようになっています。
自分は以下のように設定して使っています。
- 再生コントロール
- 右1回押し: 再生/一時停止
- 右2回押し: 次の曲へ
- 右3回押し: 前の曲へ
- 左1回押し: 再生/一時停止
- 左2回押し: 音声アシスタント呼び出し
- 左3回押し: 音声アシスタント呼び出し(割当なしはなかったです)
今のところ再生コントロール周りのみの割当が変更できるのですが、アプリやファームウェアのアップデートでもう少しカスタマイズできる要素が増えるかもしれません。
つけ心地が良い
AM-TW01は耳の外側に引っ掛けて使うので、耳の中が蒸れたりかゆくなったりすることがなくとても快適です。
今まで使ってみたタイプとしては、以下のようなつけ心地の悩みがありました。
- カナル型イヤホン
- 良いイヤーピースを付けていても長時間付けていたらどうしても、かゆくなったりしがち
- インナーイヤー型
- イヤーピースが無いためサイズ感がピッタリでないと長時間付けていると痛くなりがち
- 骨伝導ヘッドホン
- 多少頭を挟んでいる感が否めない
とはいえ、骨伝導ヘッドホンのAEROPEXは挟んでいる感はかなり少ないので快適な方だと思います。
よかったらこちら「耳をふさがずに音楽を楽しめる骨伝導ヘッドホンAftershokz AEROPEX」も参考にしてみてください。
AM-TW01は、引っかけている部分も動き回ってズレるなどもなく、がっしり付いてくれているので多少引っ張ったくらいでは取れないので安心して使えるのも良いですね。
自分の声がこもらない
カナル型のイヤホンだと耳に付けた状態で話したときに密閉度が高いので、自分の声がこもって聞こえてしまうのが若干気になる人も居るかと思います。
インナーイヤー型だとだいぶマシになるのですが、AM-TW01は耳が開放されているので自分の声がこもってしまうことはなく、イヤホンしながら何かを食べても咀嚼音が気になることもないのが良いです。
AM-TW01の気になるところ
今度は、AM-TW01を使ってみて、ちょっと気になったところを紹介します。
- 音漏れがする
- 耳の形がつけ心地に影響する
順番に解説します。
音漏れがする
AM-TW01は、「耳かきできるレベル」で耳をふさがないので、音を鳴らす部分はかなり開放的な造りになっています。
耳の穴めがけて音が出るような仕様にはなっているものの、耳をふさいでいない以上どうしても音漏れは発生してしまいます。
そのため、満員電車や無音の空間で使うのには向いていないので、在宅ワークのお供としてや散歩、運動中に使うのがおすすめです!
また、音漏れとは逆に、耳をふさいでいないので周りが騒々しすぎると音楽も聞こえないようになっていまいますので、こちらも気になる方は要注意ですね。
耳の形がつけ心地に影響する
自分的には、快適なつけ心地なのですが耳の形によっては長時間付けていると引っ掛けている部分が痛くなることもあるようです。
また、中には柔道耳のようにイヤホン本体が引っかかりにくい人も居るかと思いますので、その辺りは試着できるようになってから検討いただいだ方が良いかもしれませんね。
どういう人に向いているか
最後に、AM-TW01がどういう人におすすめか解説します。
スポーツするときに使うイヤホンを探している人
AM-TW01はPVでもスポーツしながら音楽を楽しんでいる描写があります。
耳をふさがないため(音量を上げすぎなければ)周りの状況をきちんと把握できるので、スポーツをしながら音楽や音声を楽しみたい方にはピッタリなイヤホンです。
在宅ワークで音楽を聴きたいけどインターホンを聞き逃したくない人
自分がまさにこのパターンなのですが、普段作業中は作業に集中できるようなBGMやラジオ感覚でYouTubeを流しています。
ガジェットをよく買うのと最近はネットスーパーやUberEatsに頼ることも多いので、インターホンを聞き逃すわけにはいきません。
そういった事情からインナーイヤー型のイヤホンや骨伝導ヘッドホンを使っていたのもあるのですが、AM-TW01はまさにこの需要に見事に応えてくれました。
以上、「アクセサリー感覚で耳につけられるsound earcuffsシリーズ」の完全ワイヤレス版「AM-TW01」のレビューでした。
自分のように日々の在宅ワークやスポーツをするときに使うイヤホンを探している人には、ぜひ検討してみていただきたいイヤホンです。
まだまだ予約注文が発送され始めたばかりで、なかなか手に入りづらいですが参考になれば幸いです。