今回は、EarFunさんからご提供いただきました「Air Pro 2」を使ってみて、良いと思ったところと気になるところ、どういう人に向いているかを解説します。
結論としては、格安ながらも高音質でノイキャンと外音取込が使えて「とてもコスパの良いイヤホン」という印象で、「これから完全ワイヤレスイヤホンを使ってみたい」という人が初めて買うときに特におすすめです。
EarFun Air Pro 2が気になっている方や買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
YouTubeにも解説動画を上げていますので、よかったらこちらも合わせてご参考ください。
目次
EarFun Air Pro 2の特徴
まず、EarFun Air Pro 2の特徴について解説します。
- 強力なノイズキャンセリング
- 強力な外音取込機能
- IPX5相当の防滴
- ワイヤレス充電に対応
順番に解説していきます。
強力なノイズキャンセリング
「最大40dBまでの騒音が低減できる」ということで、格安ながらかなり強力なノイズキャンセリング機能になっています。
実際使用してみた感触としては、2万円代の完全ワイヤレスイヤホンのノイズキャンセリング機能と比較しても、遜色ないレベルのノイキャンの強さを感じました。
1万円を切るイヤホンのノイキャンを使ったことがなかったので、完成度の高さに本当にビックリしました。
ただ、静かなところでノイキャンをオンにしたときは、ほんのかすかに「サー」とホワイトノイズが聞こえますが、音楽を流していると気にならないレベルのノイズです。(人によってはそもそも気にならないレベルです)
ノイキャンをオンにするときは音楽や動画を流しておくことをおすすめします。
強力な外音取込機能
外音取込機能もかなり強力で、かなり自然に会話することができます。
外音取込の方向性としては、環境音をより大きくして取り込んでくれる形になるため静かなところで外音取込をオンにすると、ほんのかすかに「サーッ」というホワイトノイズは聞こえてしまいます。
外音取込機能は、イヤホンによってはオンにすることで音が重なって聞こえたりするものがありますが、Air Pro 2はそういう問題も起きないのでかなり快適に外音取込機能が使えます。(重なって聞こえる具体的なイメージとしては、マウスを1回クリックしたときの「カチッ」という音が若干反響して、「カカチチっっ」という聞こえ方のするようなイメージですね。)
格安ながら強力で比較的使いやすい外音取込機能です。
IPX5相当の防滴
Air Pro 2はイヤホン本体がIPX5相当の防滴性能になっています。
そのため、突然の雨や運動による汗を気にしなくてもよく、いろんなシチュエーションで使いやすい完全ワイヤレスイヤホンになっています。
ワイヤレス充電に対応
昨今、スマホはほぼほぼ?ワイヤレス充電に対応してきていて、完全ワイヤレスイヤホンもワイヤレス充電に対応しているものが増えてきました。
Air Pro 2もワイヤレス充電に対応しており、スマホと充電器が共用できるのが良いですね。
中には、1万円以上する完全ワイヤレスイヤホンでも、ワイヤレス充電に対応していないものもあるので助かりますね。
EarFun Air Pro 2ギャラリー
EarFun Air Pro 2の写真をいくつか撮ってみたので雰囲気が伝われば嬉しいです。
EarFun Air Pro 2の良いところ
次に、EarFun Air Pro 2を使ってみて良いと思ったところを紹介します。
- 軽くて高性能
- 急速充電対応
- ノーマルモードでも遮音性は高め
順番に解説していきます。
軽くて高性能
手元のスケールで測ってみたところ、イヤホン本体が片側約5.6g(イヤーピース込)でした。
この軽さで音質も良く、ノイズキャンセリング・外音取込機能も付いているのはなかなか驚きの軽さです。
2万円以上するようなノイキャン・外音取込機能付き完全ワイヤレスイヤホンでも片側7gを超えてくるものが多い中で、片側5.6gというのはなかなかに軽いというのがわかっていただけるのではないでしょうか。
急速充電対応
ワイヤレス充電に対応してくれているのもありがたいのですが、急速充電にも対応しています。
「10分の充電で約2時間の音楽再生」ができるようになるということで、例えば出張などの長時間移動でも途中20分も我慢すればだいたいの移動時間はカバーできるのが助かりますね。
外出が多い方でも安心して使うことができます。
ノーマルモードでも遮音性は高め
EarFun Air Pro 2のノイズキャンセリングは強力ですが、実はノーマルモード(ノイキャンも外音取込もオフの状態)でもなかなか遮音性が高いです。
そのため、ノイキャンオン時の「サー」というホワイトノイズが気になったり、バッテリーの持ち時間が気になる場合はノーマルモードで使うこともおすすめします。
ちなみに、音楽の再生時時間がイヤホン単体で、以下のようになっています。
- ノイキャンオン時: 6時間
- ノイキャンオフ時: 7時間
1時間延びるのはなかなか大きいですね。
EarFun Air Pro 2の気になるところ
今度は、EarFun Air Pro 2のちょっと気になったところを、と言いたいところなのですがコスパを考えると気になるところは無いというのが正直なところです。
その上で、自分が「2万円以上のイヤホンを使っていて良いと思っているところ」がAir Pro 2に搭載されていなくて困っている部分を敢えて紹介します。(だいぶ贅沢なことを言っていますが😅)
- アプリ非対応
- 装着検知をオフにできない
順番に解説します。
アプリ非対応
めちゃくちゃ個人的なのですが、タッチ操作設定が普段使っている完全ワイヤレスイヤホンと揃っていないことがちょっと気になっています。
具体的には、1回タッチがボリューム操作、2回タッチが音楽の再生/一時停止に割り当てられているところですね。
最近は1回タッチの誤操作防止のため、このような割り当てになっている完全ワイヤレスイヤホンも増えてきていますが、自分の場合はボリュームは頻繁に操作しないためスマホでの操作でも困らないと思っている派です。
今後アプリなどで、カスタマイズに対応していってもらえるのに期待ですね。
自分好みではないと言ったものの、EarFun Air Pro 2はイヤホン本体で全ての操作を完結できているので、慣れれば全く問題ないところです👍
装着検知をオフにできない
こちらもアプリ非対応と同じようなところですが、自分の場合は装着検知機能自体をオフにして使うタイプなので気になるところとして挙げておきます。
理由としては、イヤホンをケースに戻すとき以外は音楽などは流しっぱなしで構わないからですね。
作業中にイヤホンの耳のかかり具合を調整するために一度外したりすることがあるのですが、そのときは片耳で聴いておくつもりなので、音楽が止まったときに「あ、音楽は流したままで大丈夫」って思っちゃってます😂
どういう人におすすめか
最後に、EarFun Air Pro2がどういう人におすすめかを紹介します。
- 初めてノイキャン・外音取込機能付きの完全ワイヤレスイヤホンを買う人
- 長時間の外出や頻繁に持ち運びたい人
順番に解説していきます。
初めてノイキャン・外音取込機能付きの完全ワイヤレスイヤホンを買う人
ノイキャン・外音取込機能付きの完全ワイヤレスイヤホンは、1万円以上の比較的高額のものが多いですが、EarFun Air Pro2は1万円以下で機能は盛り沢山です。
安いからといって各機能のレベルが低いということもなく、1万円以上のイヤホンでもEarFun Air Pro2のノイキャンや外音取込機能よりレベルが高くないものも全然あります。
そのため、「ノイズキャンセリングってどうなの?」「外音取込機能ってまだ使ったことないんだけど」という方が、初めて使うのにおすすめなイヤホンです。
ノイキャンと外音取込のおかげで、イヤホンを付けっぱなしにしていても快適に過ごせるのでぜひ検討してみてください。
長時間の外出や頻繁に持ち運びたい人
EarFun Air Pro2はケース充電込のバッテリー持続時間が最大34時間と、ノイキャンや外音取込機能付きモデルの中では長い方の部類に入ります。
そのため、長期間の外出が多い人、客先とオフィスを行ったり来たりでなかなかまとまった充電時間を取れない人にはおすすめできるイヤホンです。
自分はずっと自宅作業にもかかわらず時々充電を忘れてしまうので、10分の充電で2時間使える急速充電に対応しているのも助かります。
以上、EarFunさんからご提供いただきました「Air Pro 2」を使ってみて、良いと思ったところと気になるところ、どういう人に向いているかの解説でした。
これから「ノイキャン・外音取込機能付き完全ワイヤレスイヤホンを使ってみたい」という人が初めて買うのときに、特におすすめなイヤホンです。
EarFun Air Pro 2が気になっている方や買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。