今回は、今月の月間PVが2万以上を達成できましたので、自分なりの記事の書き方や下準備の進め方について解説します。
人によっては100記事以下とかではなく、もっと少ない記事数でこの結果を達成できている人も居るかもしれませんが、自分の場合2019年と2020年では今回紹介する記事の書き方や下準備の進め方を変えて、結果が劇的に良くなりました。
具体的には、年間のPV約10倍、 Amazonアソシエイトの売上約10倍を記事数3倍で達成できています。
これから月間1万、2万PV以上を狙っていく方の参考になれば幸いです。
「ブログの月間PV数を5,000まで増やすために取り組んだこと」も合わせてご参考くださいませ。
目次
記事の書き方
まず、記事の書き方についてです。
常に見直して日々改善していこうと努力していますが、5000PVを超えた辺りからある程度同じようなフォーマットで記事を書くようにしました。
具体的には以下のものです。
- 1記事で書く内容・テーマを絞る
- 記事を読んで得られるものを冒頭に書く
順番に解説していきます。
1記事で書く内容・テーマを絞る
このブログは自分が好きで買ってみたガジェットをレビューする記事や作業効率化をテーマにした記事が多いです。
最近はできるだけ1つの記事で1つのガジェットだけや1つのテーマを扱うようにしています。
別の商品との比較を書く場合は、その商品との比較だけを取り扱った別記事を1つ作成するイメージですね。
A、B、Cの商品で記事を書こうとするときは、以下のような記事を書いていくようにしています。
- Aの解説記事
- Bの解説記事
- Cの解説記事
- AとBの比較記事
- AとCの比較記事
- BとCの比較記事
こうしておくと1つ1つの商品を詳しく書くことができますし、比較についても1対1で比較した方がそれぞれのメリットとデメリットを深堀りしやすくなると思いこの形をとっています。
記事を読んで得られるものを冒頭に書く
毎回記事の冒頭「目次の上の箇所」で以下のことをざっくり解説して、目次に進むようにしています。
- 今回の記事の概要(どういうことを解説しているか)
- 読み終わったら何が得られるか(メリット・デメリットがわかる、など)
- どういう人向けに書いているか
最近はスマホの普及で読者の方が本当に忙しいです(SNSやゲーム、YouTubeなどやることが盛り沢山)。
そのため忙しい読者の方にできるだけ短い時間でこの記事の概要がわかるようにしておくことで、読むに値するかをジャッジしてもらえるよう工夫しています。
どういう人向けに書いているかを見て読者の方が「あ、自分にこの記事は価値がないな」と早々に記事を閉じることもあると思いますが、それはそれで時間を効率的に使ってもらえるので良いことですね。
結論があるタイプの記事は、結論もできるだけ最初に書くようにしています。
タイトルを工夫する
次に、タイトルを工夫するようにしました。
ブログ記事を読んでもらうにはまずGoogle検索で見つけてもらいタイトルを読んでもらう必要があります。
タイトルで「読んでみると価値があるかも」と思ってもらえるようできるだけわかりやすくするために、以下の文言を入れるようになりました。
- ◯選
- おすすめ
- 理由
- レビュー
- 感想
- 比較
- 方法
- ~~に?
- ~~すべき
他のブログの書き方を解説されている記事にもありますが、タイトルは32文字以下にするのが望ましいです。(実際には32文字でも省略されてしまうこともありますが)
そのため、これらの文言を使うことで言葉の経済効率を高めてタイトルを短くすることができます。
できるだけ読者の方の興味を惹きつけられるようなものかタイトルで記事の内容がある程度わかるもの、具体的には「〇〇選」「おすすめする理由」「〇〇を使った感想」などにすると、Googleの検索結果に表示されたときにクリックしてもらいやすいですね。
検索ボリュームを調べる
このブログへの流入は無名エンジニアが運営しているということもあり、アクセスの93%以上が自然検索(うちGoogleは84%)です。
インフルエンサーの方であればtwitterやInstagramからの流入も多いと思いますが、今のところこのブログは検索から読まれること以外を意識しなくて良い状況です。
そのため記事を書く前に以下の調査を行っています。
- キーワード(タイトルに含める予定のもの)
- 競合調査
順番に解説します。
キーワード(タイトルに含める予定のもの)
まず、タイトルに含めるキーワードがどれくらい検索されているかを「ラッコキーワードさん」を使って調べます。
検索してもらいたいキーワードで検索してみて、WEB検索トレンドを確認し人気度の傾向を確認します。
あまりにもニッチなキーワードだと「ここに表示するデータはありません」と表示されます。
その場合、頑張って記事を書いても読まれない可能性が高いので、同じ意味の別のキーワードに変えてタイトルを作り直したり、そもそもそのテーマで記事を書かないようにしたりします。
競合調査
タイトルに含めるキーワードが決まったら、そのキーワードで検索して表示される上位5記事くらいを確認します。
上位5位までにAmazonなどのショップページが含まれる場合は、飛ばして情報サイトやブログだけを参考にします。
個人的には、あまりにも長い(5000文字以上くらい)記事が5位までに含まれてしまう場合は、別のキーワードに置き換えることを検討します。
理由としては、以下の可能性が高いためです。
- SEOの観点からその記事より上位表示するのが難しくなる
- 長文記事が既に上位の場合、長文で書かないと上位表示されにくい傾向にある
- そもそも競合が多い
2019年と2020年の結果の比較
最後に、今回の記事作成方法に変えたことでPVがどう変化していったかを簡単に解説します。
まず、2019年の1年間PVの推移は以下のような感じでした。
2019年は12月31日時点で記事数が32記事しかなく、そのうち15記事はほぼ読まれることがない(Google検索で見つからない記事)になります。
だいたい1日のPVが100いかない日が続き、2019年の総PV数は15,989でした。Amazonアソシエイトの売上は約4,900円ですね。
次に、2020年の1年間のPVの推移は以下のようになりました。
4月頃に今回の記事作成方法に変え、3ヶ月後くらいから結果が出始めます。
10月に記事を多く書けたこともあり、(その約3ヶ月後の)今月で月間2万PVを達成することができました。
2020年の総PV数は102,000で、Amazonアソシエイトの売上は約49,000円です。
以上、月間PVが2万以上を達成できた記事の書き方や下準備の進め方の解説でした。
今月は記事を書く時間を作ることがなかなかできなかったため3ヶ月後が心配ではありますが、今後もPVや売上を伸ばしていけるよう皆さんのお役に立てるような情報発信を続けていけたらと思います。
今回の記事が、これからブログを伸ばそうとしている方の参考になれば幸いです。