2018年から始めた株式投資について勉強してきたことを、自分の理解度を深めるためにも少しずつまとめていこうと思います。(ライフスタイルのTIPSということでw)
今回は「株価」と「時価総額」、時価総額で何がわかるかについてです。
これから株式投資を始めようという方に少しでも参考になればと思います。
目次
1. 株価って何?
株価とは、シンプルな表現では「会社が発行する株券1つの値段」で、その値段で1株以上購入すればその会社の株主の一人になることができます。
実際に自分は6株だけ買っている会社があったりするのですが、例え6株しか持っていなくても株主なので、そこの会社から配当関係書類(今回の配当金はxxx円ですよーという書類)がきちんと定期的に送られてきます。
ただ、一般的には1株ずつ売り買いせずに単元という単位で売り買いされますので、取引する金額としては
売買金額 = 株価 × 購入単元数 × 1単元の株数
になります。だいたい1単元100株が多く、他には1単元1000株があったりします。(実際には証券会社の手数料がかかってくるので、売る時買う時でそれぞれ手数料も少し上乗せされます)
売買金額 = 1,300 円 × 2単元 × 100株 = 260,000円
なので、「株価」=「取引のし易さ」と捉えてもいいかもしれません。
利用する証券口座にもよりますが、ミニ株やワン株みたいな名前で1株から取引を行うこともできます。その場合は 株価 × 買う株数
になりますので、まずはこういうものから株を体験してみるのが良いかもしれません。(単元に満たない数でやりとりするので、単元未満と表現されます。)
自分は株始めたてのころに、株価の変動を追う練習として1株や5株などの少額から始めました。今も単元買えない端数のお金を単元未満で取引して、練習を続けています。
お恥ずかしい話ですが、株を始めたての頃は「株価」が高い会社=すごい会社、という感覚でしたが、いろいろ勉強していくうちにそれだけでは会社の価値が測れないことがわかってきました。
2. 時価総額って?
上記の「株価」が高い会社=すごい会社につながってきます。
時価総額とは、シンプルな表現では「会社が発行している全株数×株価」で計算されるもので、ざっくり表現すると会社の期待値を含めたその時の会社の価値、になるかと思います。(あまり現実的ではないですが、時価総額と同じお金を用意すればその会社を買える、なんて言われたりします)
株価が2倍になれば、時価総額も連動して2倍になるので、株価が上がるということは、会社の価値が上がるということになります。
会社を評価すること自体が様々な要因が絡むため簡単には評価できませんが、株式市場において市場として期待値を反映している価値として表現されています。
やはりそれだけあって、例えば日本の時価総額ランキングを見ても、誰もが知っていてすごい価値を日本や世界に提供している会社が多いです。
順位 | 銘柄名 | 時価総額 |
---|---|---|
1位 | トヨタ | 20,706,982,084,232 円 |
2位 | NTTドコモ | 9,323,367,035,000 円 |
3位 | NTT | 8,839,187,738,040 円 |
3. 時価総額で会社のポジションを確認する
自分は株で稼いでいく上で当たり前の「株を安く買って高く売る」ための指標として、時価総額を参考にしています。
株価が2倍になると時価総額が2倍になるということなので、今買おうとしている会社と同じ業界の会社の時価総額を比較したり、時価総額が2倍になった時と同じくらいの時価総額の会社を調べると、株価が2倍になった時の社会的インパクトが推し量れます。
「あー2倍になったらこのメーカーと同じランクくらいになるんだねー、流石にちょっと無理かな、、、」や「おーこの会社の時価総額なら全然超えられそうやん!」という感じで、実際に買うか買わないかの判断材料として時価総額を使っています。
単純に時価総額ランキングとかを調べているだけでも、いろいろな発見があっておもしろいですよ。
今回は、「株価」と「時価総額」、時価総額で(ある程度の)会社の社会的ポジションが推し量れるというところを紹介しました。
この辺りの詳しい解説は「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」に記載されています。
この記事が少しでも株式投資の参考になれば幸いです。