1年間の在宅勤務(自宅作業)でわかった作業環境に必要なもの8選

1年間の在宅勤務(自宅作業)でわかった作業環境に必要なもの8選

今回は、去年からIT系の在宅勤務(自宅作業)を1年間やってきて、「特にこれは必要だ」と感じて揃えてきたものについて8つ解説していきます。

はじめは「わざわざ用意する必要ないでしょ」と思っていたものが多いのですが、やはりあるのと無いのとでは体への負担が変わってくるものばかりですので、「これからの在宅勤務で必要かな?」と悩んでいる方はぜひご参考いただければと思います。

昨今の状況で、在宅勤務に切り替わった方の快適な作業環境構築に貢献できれば幸いです。

目次


1. 椅子と机

突然在宅勤務に変わってしまった方は用意するのが難しいかもしれませんが、椅子と机は必要だと思いますので長期を見据えると何としてでも調達してもらった方が良いと思います。

理由としては、膝と腰が爆発しそうになるからです。

ウチは共働き世帯でして、自分が在宅勤務を始めたころ妻は出社していて、日中は自宅を1人で専有できていたので居間にあったコタツと座椅子で作業をしていました。

しばらくは何の問題もなく1日中作業を続けていられたのですが、2ヶ月を過ぎた辺りから毎日午後になると膝と腰・お尻辺りが激しく痛むようになります。。。

やはり座椅子に座りながら前傾姿勢気味で長時間パソコンと向き合っていると体への負担が大きいようですね。

明らかに体に負担がかかっているのがわかったため、きちんとした椅子と机を買うことを決めて調達しました。やはりそれ以降はそういった体の痛みを感じることはなくなりましたので、椅子と机は本当に大事だなと実感しました。

現在利用中の椅子と机についてはそれぞれ使っているもののレビュー記事を書いていますので、よかったらご参考ください。

椅子


2. 外付けモニターとモニターアーム

外付けモニターは特にノートPCで作業される方は用意しておいた方が良いと思います。
(在宅勤務始めたころは居間にあったテレビを外付けモニターとして使っていました。)

やはり長時間ノートPCの画面だけで作業していると肩こりの原因だけでなく、ストレートネックを引き起こしてしまう可能性もありますので、外付けモニターを使って作業をすることをオススメします。(これは職場でも用意しておいた方が良さそうですね)

外付けモニターは高さ調整できるものが便利ではあるのですが、モニターアームがあれば使わなくなるのでなくても大丈夫だと思います。

モニターアームは映画とかでモニターをいっぱい並べているシーンで出てくるようなたくさんモニターを付けられるものから、1つのモニターを適度に角度や配置の調整に使えるようなものまで幅広くあります。

安価なものでは↓のようなものですね。

ただ、モニターアームに関しては以下2つ注意点がありますので、購入する際は事前に調べておくことをオススメします。

  • 机がモニターアームを取り付けられるか
  • 外付けモニターがアームに対応しているか

実際にモニターを使って作業をする際は、ノートPCの画面は時々見るものを表示しておいて、メインで使うアプリを外付けモニターに表示しておくと姿勢もよく維持できるかと思います。

ちなみに自分が使っているモニターとモニターアームは↓です。

モニターは安価なのに解像度がWQHDに対応していてけっこうお得だったので2つ買って利用しています。一般的なモニターアームにも対応していてサイズも23.8インチと小さめなので、机に2つ並べてもそこまで場所を取らずオススメです。


3. 外付けキーボードとマウス

当ブログはキーボードの話題ばかりなので今回は手短に解説します。

外付けキーボードに関しては、ノートPCを使っている方は特に用意しておいた方が良いと思います。

キーボードに関しては「ノートPCにキーボード付いてるじゃん」って思われる方が多いかもしれませんが、やはり視線や姿勢の良くない状態が長時間続くのはオススメできません。

また、ノートPCだとHomeやEndキーがFnと一緒に押すタイプというのも多いと思います。これも作業効率をけっこう落とすことになりますので、実際に普通に方向キーやHomeキーなどが直接押せるキーボードを使っていただくと作業効率が上がるのを体感してもらえると思います。
(特に高級キーボードを使ってみると、キーの打ちやすさからミスタイプも自然と減るので無駄な動きも減りますね)

キーボードに関する記事はこちらにまとめていますので、ぜひご参考ください。

マウスに関しては、外付けキーボードを使うとなると必然と必要になってくると思います。

当ブログでは、マウスよりもトラックボールをオススメしています。
トラックボールに対して苦手意識を持たれている方多いのですが、指1本でも使えるくらい簡単なデバイスですし、腕の動きがほとんど必要ないので肩こりにもなりにくいなど推奨する理由はどんどん出てきますが割愛します。

ちなみに自分が使っているトラックボールは↓になります。


4. 卓上スピーカー

在宅勤務に切り替わった方は、SlackやZoom、Skypeなどを使ったビデオ通話や音声通話での会議も多くなってきたのではないでしょうか。

また、自宅作業で集中するときにYoutubeや音楽をかけながら作業する方も多いと思います。

そんなときにノートPCでも手軽に音質をよくできる卓上スピーカーがオススメです。

会議が一日中続いたり一日中音楽を聴きながら作業するときに、ずーっとイヤホンを付けていたらよほどの超高級イヤホンじゃないと耳が痛くなると思います。

卓上に置ける小さなスピーカーでも最近はなかなか音質が良く、会議中に音が反響したりもなく自然に会話ができています。

(無くてはならないものになり過ぎて、妻の出産前後で義理の実家にお邪魔して仕事していた時期も卓上スピーカーを持参していました。)

自分が使っているものは↓で、かなり安価にも関わらずUSBから給電もできて音質も良くかつコンパクト、かなり重宝しています。

音を鳴らしても大丈夫かどうかは、もちろん自宅の環境にもよると思いますが一度検討してみても良いと思います。


5. ノートPC台

外付けモニター1台で作業する方はノートPC台がかなりオススメです。

ノートPCを台の上に置いて使うことで、目線の高さをモニターと揃えることもできますし、外付けモニターを使わないにしても目線を高く保つことで姿勢よく作業ができるので、特にコタツで作業していた時代にとても重宝していました。
(それでもやはりコタツだと腰と膝が爆発しそうになりますが。。。)

自分が使っているモデルは↓で、ちょっと重くガッシリしているもののガッシリし過ぎていて取り回しづらいのであまりオススメはできないかもしれません。

最近は書見台もしっかりしていて、ノートPCを置く前提で設計されているものもあり、取り回しやすいものも多い印象です。

ノートPC台は今もSurfaceを使うときにのTypeCoverを外して、台に置き高さを上げつつ外付けキーボードに干渉しないような丁度良い高さに上げるために使っていて、利用環境が変わってもある程度幅広く使えるので重宝しています。


以上、1年間の在宅勤務で「これは特に必要だ」と感じたもののご紹介でした。

けっこうありきたりかもしれませんが、ありきたりなのには理由があると改めて実感しましたので、ぜひ揃えておくことをオススメします。

在宅勤務に切り替わった方や「これからフリーになって自宅で作業するんだ」という方の快適な作業環境構築に貢献できれば幸いです。

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