今回は最近購入したスタンディングデスクについて、スタンディングデスクを選んだ理由と2、3日使ってみた感想(メリットとデメリット)を共有できればと思います。
在宅勤務・自宅作業のため(もちろん会社用でも)により良い環境づくりを目指している方の参考になれば幸いです。
目次
1. スタンディングデスクを選んだ理由
いきなり結論ですがスタンディングデスクを選んだ理由は、メンタリストDaiGoさんがご自身のYoutubeや記事で立って勉強や仕事をすることで「脳の認知機能や実行機能が向上し、ワーキングメモリーが高くなり記憶力も向上していた」という情報を共有してくれていたからです。
それまでに「立って作業することが健康に良い」や「一日中座っていると寿命が縮む」のような情報をよく目にしていたので「健康のためにスタンディングデスクにするかー」と思っていたところです。
ただ、そう思って調べてみると「座りすぎが良くない」はもちろんですが、逆に「スタンディングデスクは意味がない」なども出てくるので鵜呑みにしづらい部分があり、なかなか購入に踏み切れずにいました。
(実際に自宅作業なのでずっと座ってますし、ステッパーで少しは足の運動をしているものの運動不足なのは間違いない。。。)
- スポーツ庁 Web広報マガジン|日本人の座位時間は世界最長「7」時間!座りすぎが健康リスクを高める あなたは大丈夫?その対策とは・・・
- 座りすぎの死亡リスクは最大40%増——日本人は世界一座りすぎている|BUSINESS INSIDER
- スタンディングデスクには意味がない? 座りすぎと健康の関係を研究してわかった「もっと重要なこと」
まぁいろんな情報を統合すると「何事も程度の問題で、シンプルに同じ姿勢で居続けることが良くない」と思い、いろんな姿勢が取れる選択肢を増やすことが重要ではないかという結論に至りました。
その後、メンタリストDaiGoさんの記事に行き着き、「作業効率化の観点から脳への良い作用があるなら買って損はないな」という判断で購入することにしました。
それに加え、今の家に引っ越してくる前にDaiGoさんのYoutubeを参考に立って読書することを習慣にしていたことがあり、確かに捗るなーという実感があったことも大きいですね。
2. 購入したデスク
「FLEXISPOT電動式デスクE3脚(天板別売り)」にオプションの天板「メープル(120x60cm)」を付けたものにしました。
- 電動昇降・メモリ機能付き
- 耐荷重:100kg
- 昇降範囲:600~1230mm
電動昇降式を選んだ理由としては、電動であれば自分のタイミングで気軽に高さが変更できるので、気の赴くままに自由なポジションで作業ができるからです。
また、ディスプレイを2つアームで固定して使っているので、耐荷重が大きいものでないと運用に耐えられないと思ったので、耐荷重もけっこう気にしていました。
高さを保存しておくメモリー機能で3つの高さまで保存しておくことができます。
今のところ以下のような運用にしています。
- 64cm 座ったとき
- 未使用
- 105cm 立ったとき
2は足置きかステッパーを使いながらの高さで使ってみても良いかなーと思っていますが、今のところ持て余してます。
ちなみに1のときの高さは写真のような状態です。
3. 電動昇降式スタンディングデスクのメリット
電動昇降式スタンディングデスクのメリットを紹介します。
- 立って作業ができる
- 集中力が上がる(気がする)
- 姿勢が自由に変えられる
それぞれ解説します。
3.1. 立って作業ができる
当たり前ですが立って作業ができるようになるので、上記の「脳の認知機能や実行機能が向上し、ワーキングメモリーが高くなり記憶力も向上していた」というメリットが享受できます。
その時々の気分で立つことも座ることもできるようになるのは大きいですね。
シンプルに作業をするときの姿勢の幅が広がったのが嬉しいです。
3.2. 集中力が上がる(気がする)
試しに立って本を読んでいた頃もそうだったのですが、作業への没入感が上がる気がします。
一応眠くなりにくいという研究結果もあるようですね。
(参考文献: 座位・立位可変型作業の作業特性と有効性に関する研究(1))
3.2. 姿勢が自由に変えられる
購入したデスクが電動昇降式ということもあり高さの調整幅が細かく微調整ができるため、座っているときも立っているときも自分の体にピッタリ合わせられるようになりどの状態でも姿勢良くすることができるようになりました。
アーロンチェアとの組み合わせで快適な姿勢の種類が増えました。
(アーロンチェアの解説は記事下にこの記事もおすすめとしてご紹介しておきますのでよかったらご参考ください。)
また立っているときは、踏み変えるだけで重心の移動ができるのでずっと同じ姿勢になりにくく適度に足や腰へ負荷がかけられるのも良い点かと思います。
4. 電動昇降式スタンディングデスクのデメリット
次に電動昇降式スタンディングデスクのメリットを紹介します。
- めちゃくちゃ重い
- 配線をこだわる人は工夫が必要
それぞれ解説します。
4.1. めちゃくちゃ重い
シンプルにめちゃくちゃ重いです。
梱包重量で「35kg」と書かれたダンボールを玄関で受け取ったのですが、事前に認識していなっかったため「え?35kg?」と口から漏れてしまいました。
電動昇降する机の足がとにかく重たく、本当に二人以上での組み立てをオススメします。(自分は一人で組み立てたのですが腰が危険だと感じるレベルです)
逆にそれだけ重いため、100cm以上の高さに机を上げているときも安定感はかなりある方じゃないかと思います。
4.2. 配線をこだわる人は工夫が必要
細かいところですが、机本体にも電源が必要になりますので配線が1つ増えます。
その上、天板が昇降するのでテーブルタップを配置するときにコンセントから延びるケーブルも一緒に上下するので、机の足にコードが引っかからないように配線しないと昇降時に引っ張られてモノが落ちたりします。
あまりきれいに配線できていませんが、参考までに自分の配線部分を添付しておきます。
ケーブルをまとめるやつで電源コードをまとめたり結束バンドでテーブルタップを天板に付けているケーブルカバーに固定したりしています。
5. 実際に使ってみて
やはり適度に姿勢を変えながら作業ができるのは良いと実感しています。
ずっと座ってデスクワークしていると流石に肩や首にも負担がかかりますが、立ったり座ったりすることで視線も変わるので負荷を分散できますね。
ステッパーも組み合わせれば「立つ」「座る」「歩く」の姿勢で作業ができそうです。
あとは使い込んでいき、1ヶ月後以降に現れてくるであろう「脳の認知機能や実行機能が向上し、ワーキングメモリーが高くなり記憶力も向上していた」の効果に期待したいところです。
以上が電動昇降式スタンディングデスクを購入した理由と感想の紹介でした。
これからスタンディングデスクを買おうとしている方の参考になれば幸いです。