テンキーレスキーボードは不便?テンキー付きとのメリットを比較

テンキーレスキーボードは不便?テンキー付きとのメリットを比較

今回は、普段使っているテンキーレスキーボード(キーボード右端の数字だけの箇所が無いもの)とフルサイズキーボード(テンキー付き)を比較して、それぞれどう良いところがあるのかについて解説できればと思います。

こういう人にはテンキーレスがおすすめ」「こういう人にはフルサイズがおすすめ」というイメージも紹介しますので、テンキーレスキーボードかフルサイズキーボードのどちらを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。

目次


テンキーレスキーボードの良いところ

まずテンキーレスキーボードの良いところについて解説します。

  • マウスまでの距離が近い
  • ノートPCの操作感に近い

順番に解説していきますね。

マウスまでの距離が近い

これが一番良いところだと思います。

テンキーレスキーボードだと肘置きに肘を置いたままマウスまで手が届くので、いちいち肘を上げてマウスを触る必要がありません

肘を上げるということは肩の筋肉を使うことになるので、マウスに触れるたびに少し労力を使うことになります。

テンキーレスキーボードに変えることで肩こりの原因の一つを解消できるかもしれませんね。

余談ですが、マウスもトラックボールに変えることで、マウス操作の可動領域も狭くできるので組み合わせでさらに省スペースになり、机を広く使うことができるようになります。

トラックボールについてマウスと比較した良さについては「トラックボールは使いにくい?最高のデバイスにする使い方」に書いていますのでよかったらご参考ください。

ノートPCの操作感に近い

持ち運びをメインに据えた13インチクラスのノートPCの場合、テンキーが付いていないものがほとんどだと思います。

例えば、Microsoft Surfaceシリーズ、Apple MacBookシリーズはいずれも本体にはテンキーがありません。

自宅ではキーボードを使う、外出先ではノートPC本体のキーボードを使うとなったときに、テンキーが無い状態に慣れておくと数字を入力するときの操作感がほとんど変わらなくなります

テンキーの数字入力は便利なのですが、それだけに慣れてしまうとノートPC本体で数字を入力するときに異常に遅くなったりしてしまうので、テンキーレスキーボードにして普段からテンキーを使わないクセをつけておくのも良いかもしれません。


フルサイズキーボードの良いところ

次にフルサイズキーボードの良いところについて解説します。

  • 数字入力が圧倒的にやりやすい
  • 種類が豊富

順番に解説していきますね。

数字入力が圧倒的にやりやすい

これは「言わずもがな」なのですが、Excelなどの表計算や経理処理で数値を入力するときは圧倒的にテンキーがやりやすいです。

普段から事務処理や会計処理をされる方は断然フルサイズキーボードが良いのではないでしょうか。

自分があまりテンキーレスキーボードの数値入力と記号を行ったり来たりするのに慣れていないだけかもしれませんが、テンキーありなしで作業効率は天と地ほどの差があると感じました。

そのため、わざわざ独立したテンキーを買い足しています🙄

種類が豊富

フルサイズキーボードはデスクトップPCに付属で付いているものがほとんど、というくらい一般的なキーボードです。

そのため、壊れた時の買い替えや新しいキーボードが欲しくなったときも種類が多くて選びやすいです。

安価なキーボードはもちろん、高級キーボードでも東プレ REALFORCEやFILCO Majestouch、自分も今使っているARCHISS Progrestouchはそれぞれフルサイズキーボードのモデルも発売されていますので、選択肢は多いです。


それぞれどういう人に向いているか

テンキーレスもフルサイズもどちらもメリットはあるので、どっちかが良いというよりは業務や利用用途によって向き不向きがあります。

それぞれどういう人に向いているのかイメージを紹介しますので、よかったら参考にしてみてください。

テンキーレスが向いている人

  • ノートPCのキーボードで困っていない人
    そもそも困ってないのに買い足す必要があるのか?という疑問はあるかと思いますが、操作感が近いのでフルサイズキーボードよりおすすめできます。打ち心地重視で気に入ったものを選ぶのが良いかもしれません。
  • マウス操作で肩こりが酷い人
    特にマウス側がよくこるという人は、マウス操作で肩に無理な負担がかかっているかもしれません。マウスまでの距離が近いテンキーレスがおすすめかと思います。
  • 机の使えるスペースが狭い人
    テンキーレスは省スペースで使えるというのが大きなメリットになります。机自体が小さかったり、コロナ情勢で在宅作業環境が揃っていないけど外付けキーボードを使いたいという方におすすめできると思います。

テンキー付きが向いている人

  • 会計などの経理処理をする人
    毎日絶対テンキーに触れている、というような事務処理、経理処理をされる方は圧倒的にテンキー付きをおすすめします。
  • Excelなどの表計算で頻繁に数字を入力する人
    データ分析などでExcelを駆使してグラフや表を作成される方も同じくテンキー付きがおすすめになります。
  • 机を広く使える人
    テンキー付きはどうしても場所を取るので、デスクが広くて余裕がある場合はキーボードの全ての機能が備わったテンキー付きもおすすめです。

以上、テンキーレスキーボードとフルサイズキーボードを比較して、それぞれの良いところとどういう方に向いているかの解説でした。

自分の場合は、テンキーレスキーボードとテンキーだけのキーボードの両方を使って作業環境を作っています。その辺りは「【テンキーは配置が自由】事務処理をスムーズにできるMajestouch TenKeyPad」に書いていますので、よかったらご参考ください。

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